心珠区記

書家 畠田心珠のぶろぐです。ようこそ。書道教室のことなどはホームページ h-shinju.com をご覧くださいませ。

苦手なこと

珍しく自分語りをしてみることにします。

自分で自撮りやら自分の作品やらばんばん公開したり、賞をいただきましたようんぬんかんぬんと(すごいね、を期待した)投稿をしたり、作品制作をしたことをわざわざ報告したり制作途中を公開したり、するのはとても苦手です。

書くことが好きなら黙々と書いていればいいし、自分から主張しなくても、努力やら作品やらがホンモノであれば、然るべき人が認めてくれると思う。認められないと思ったら、主張の仕方を変えるのではなくて、努力の質の向上や量を増やす工夫をするべきだと思う。

正直恥ずかしげもなく公開できるような作品が書けるわけでもない。ただ、自分の作品が恥ずかしくなくなる日はきっとこないから、自分への戒めの意味も込めて、展覧会に出品した作品は、ブログとホームページで最低限公開するようにしてる。わたしが、何者かわからないといけないし伝えないといけないから。

そう、伝えないといけないのだ。苦手ですとか言うのでなく。教室をやっていますよ、とかどんな感じですよ、とか、ちゃんと伝えないといけないと思う。
書いてて不快になる無駄な自己主張じゃなくって、必要最低限は伝えないと、いけない、それはわかってる。けど、やっぱりあんまり得意じゃなくて、手が止まる。
だって昔から、自分のことをすごいって言うべきじゃないって、誰からってわけじゃないけど、教えられてきたから。「わたしのことをすごいって言って」って主張することは心の貧しいことだと思ってた。
能ある鷹は爪を隠すんだって思って、隠す爪がないから伸ばさなければって、今でも思ってる。

でも今って、付け爪を見せびらかしてる人が多いような気がする。それを付け爪だってことも気づかずに、誉めそやすひとも多いような気がする。
そんな今だから、付け爪軍団に紛れて、短い爪をヤスリで磨いて公開するような行為をしなきゃ、生きていけないのかなって思っちゃう。

書で、やっていこう、って決めたのであれば、自己プロデュースして、自分を売り込んで、ちゃんと生計を立てていかなきゃいけないんだと思う。
わたしは東大卒ですよ、って言って、売り込んでいかなきゃいけないのかもしれない。でもここで大学について言及するのは、爪にまつ毛を並べてるようなものな気がする。

いま、いろいろなご縁で出会えた方に損をさせるつもりは毛頭ないし、わたしができることを精一杯させていただきたい。
そしてできることなら、これからもたくさんの方に出会えたらいいなって思う。正直付け爪の方たちに教えてもらうよりわたしのほうがいいよって言いたい。

最低限の情報は発信しなきゃ、出会いたい人にも出会えないので、やらんといかんのでございます。

短くていびつな爪でも見せることに抵抗は無くなってきたので、ヤスリで磨くこともせずとりあえず公開しようと思います。今後もこういう方向でたまにとつぜん自分語りをするかもしれません。

しかし恥ずかしい限り。